俳優・大野智について、中村義洋監督がインタビューに答えています。
※シネマトゥデイ
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だが何といっても見どころは忍者アクション。大野が伊賀忍者・最強の技を披露する、前半と後半で相手を変えて繰り広げる"川"の死闘は、接近戦ゆえに大野の身体能力の高さが、"無門の人知を超えた強さ"にリアリティーを与えている。相手が何度振りかぶろうが容易にかわす無門の動きを、「漠然としたイメージはあったものの、昨年『デッドプール』の主人公のクネクネした動きを観たとき、"大野君の底力をもってすればコレができる"と全てが着地した」と振り返る。
同時に、「『オーシャンズ12』でヴァンサン・カッセルが、レーザーが張り巡らされた空間をウォークマンで曲を聞きながら踊りながら避けて進んでいくシーンを観て、"この感じで行きたいから、とにかく体を柔らかくしておいて"と参考にDVDを送りました」と構想から8年を費やしてあらゆる素材からヒントを得た手の内も明かした。
(だから智くん、「体を柔らかくしておいて」って言われたのか~)
監督の構想や要望を全て叶えられたのも、「数多くのダンスの振付を覚えてきた大野君だからこそ、その要領でこれだけのアクションを覚えられるんでしょうね」と舌を巻く。「鈴木亮平君が演じる平兵衛の"剛"とは対照的な無門の"柔らかさ"、2人のアクションの習熟方法にも通じる"柔と剛"が、キャラクターにも映画全体にも生きている。まさに大野君は無門のあり方と重なる」と分析。
"無門と重なる"とは、「大野君って、カットとカットの間は本当にやる気がなさそ~な風情でいるんですよ(笑)。でも『本番!』とカメラをまわした途端、とにかくスゴイ!! 実は誰よりも準備をしているのに、その真剣なさまを人に見せないのが大野君の美学なのだと思います」と感心する。
そんな大野が、撮影の合間に唯一真剣な顔を覗かせたのがラストシーンの直前。いつもの調子で監督が「十二家評定衆(伊賀の有力者たち)の横にいる、あの女の子かわいくない?」と話しかけたところ、黙殺されたと頭をかく。「うわ、大野君も真剣になるんだ、と。本当に集中して役に向き合っているときに、"このバカ監督め!"と自己嫌悪すると同時に、あの大野くんが……と非常にありがたく感じました」と苦笑した。
大野の役者としての魅力を「とにかく芝居に嘘がない」と続ける中村監督。「いい意味で、セリフだけ覚えて現場にくる。余計なことを考えずに現場に入ると、カチンコが鳴った瞬間、相手の役者さんのトーン、天気、セットやロケの状況、時間、暑さ寒さをちゃんと味わいながら、ニュートラルに役に入れる。だから嘘がない」と大野の演技力に太鼓判。監督自身「最後に大野君が見せた表情にゾクゾクした!」とうれしそうに語る衝撃的なラストが圧巻だ。
また、昨晩の立川談春さんの映画『忍びの国』話についても話題に。
※映画.com
一方で、異色ともいえるアクションシーンの数々には、「素晴らしいです」と脱帽の様子。「何がこんなに素晴らしいかというと、"今の時代の時代劇"にあわせた"リアル"が、この作品にはあると思った。初めて『七人の侍』『羅生門』など黒澤映画を見た時に、当時の皆が諸手を挙げて称賛したんだろうか。『何だこれ』と思った人は、必ずいると思う。そうか、リアルは時代によって変わる、時代劇は進化しているんだと感じた」と、今作から衝撃を受けたことを明かした。
本日の『王様のブランチ』から予告が。
来週6/24(土)放送の「TVコーナー」で『櫻井・有吉THE夜会』より翔くんとゲストの智くん・伊勢谷友介さんのインタビューが流れるとのことです!!
番宣も来週はいっぱいありそうだなあ
以前お知らせした通り、6/23(金)の『あさイチ』プレミアムトークにも智くんは出演されますからね♪
イノッチとのトークはどんな展開になるでしょう^^
※あさイチ「プレミアムトーク」
国民的アイドル"嵐"のリーダー、大野智さん(36歳)。
俳優としても大活躍の大野さん。2008年にドラマ「魔王」で復讐に燃える冷徹な弁護士役を演じて以来、その演技は高く評価され、「怪物くん」「世界一難しい恋」など、ヒット作品を次々生み出しています。
最新作は、和田竜さんの歴史小説を映画化した「忍びの国」、“天正伊賀の乱”を描いた作品です。アクションシーンも満載で、型破りな伊賀忍者を演じています。
実は、大野さんの演技への取り組みの原点には、イノッチのアドバイスがあった!?2人の知られざる関係も語ってもらいます! さらに、絵画などのアート作品からも感じられる、その独特な世界観に迫りながら、いつもとは違う“大野くん”の一面をのぞいちゃいます!
※MUSIC DAY&ベストアーティスト
日テレ系夏の音楽の祭典「THE MUSIC DAY」7/1(土)午後1時~10時間生放送!
今夜9時から放送の嵐にしやがれで重大発表!ぜひご覧ください!
(……ジャニーズメドレーのことかな!?)
来月号の『MORE』に掲載の智くんのインタビューは、ニノの連載「一途(It)」を担当しておられる芳麗さんが取材したもの。
芳麗のツイートによれば、「わりとロング」だそうで。
《映画「忍びの国」のお話はもちろん、今の彼の素直な心境を聞きつつ、変わらない"心の聖域"も感じられて……》
ともお知らせがありました。
楽しみです^^
●大野智くん雑誌情報
○6/17(土)
「T.」No.35(角川メディアハウス/TOHOシネマズ)
大野智 表紙
(TOHOシネマズ限定販売)
○6/17(土)
「ピクトアップ」8月号(ピクトアップ)
大野智 表紙「忍びの国」ロングポートレイト&インタビュー