(①のつづき)
トークショーの会場である天満宮。
カフェを出て、あと少しでその目的地に到着するというときに、目の前の民家に駐車をしようとする1台の車が。
その車の運転している人を見て、私と同行していたフォロワーさんが「中村監督に似ている」と言い出し……。
いや似ている人ではなかったのです。
ほんとに中村監督だったのです!!( ゚Д゚)
びっくりして思わず車から出てきた監督に駆け寄る私たち。
でも、なぜ監督ったら、こんな民家の前に駐車を⁉ と疑問に思っていたら「ここ実家」だって言うじゃないですかあ!
「ええ~!!」とものすごく驚いてしまいました(笑)
だって天満宮にほんとに近かったんだもの。
びっくりしつつ(笑)、監督と一旦お別れし、今度こそ天満宮へ。
天満宮の前に置かれていた椅子に座って、監督が到着するのを待ちます。
しばらして監督が受付のあたりに現れると、サイン会のような状態に。
私もまた監督にサインしていただきました。
この間、藤子不二雄A展で購入した青いファイルケースを持参していたので、そこに。
茅野の蓼科高原映画祭では『忍びの国』DVD特典の風呂敷と、BLAST宮城のメガネケースにサインしてもらったので、今度は『怪物くん』に^^
――時間になって始まったトークショーは、まずは実行委員長や、先ほどもトークをされていた恩師の先生の話から(笑)
それから恩師の先生によって監督へ花束が手渡され、いよいよ監督のトークへ。
監督は観客の目の前の長テーブルとパイプ椅子に座ってらっしゃいました。
普通ならあり得ないような、とても近い距離でのトークショーで、写真撮影もOKでした。
ざっくりですが、監督のトークをまとめてみました。
・中村監督:『忍びの国』のロケでも雨が降ったりしたが、それをそのままやったりする。そういうのがおもしろい。
(質問)なぜ木挽き歌を無門に歌わせたんですか? 大野さんの反応は?
中村監督:あれは楽しかった。せっかくだから歌ってもらおうと思った。
(質問)メイキングと本編で平兵衛の台詞が違うのはなぜ?
中村監督:台詞はあらかじめ撮影していた。あんなに上手く「川」の戦いだけで思いが伝わると思っていなかったから、脚本にも色々台詞を書いていた。
・中村監督:近所のヨシムラミートの唐揚げが好き。映画の撮影でも差し入れしたら、大野くんも石原さとみさんもバクバク食べていた。
(ヨシムラミートさん、日曜定休でした~)
また、地元・小田についての話がとても面白かったです。
監督が子供の頃には、町全体をテリトリーにして鬼ごっこやかくれんぼをしていたという話も。
地元をテーマにした作品を作るなら、かなりの戦下手だったという小田城の城主・小田氏治のことを⁉
でも監督曰く、戦下手なのに戦好きだった小田氏治(下手の横好き)
戦っては負け、戦っては負け。
しかし、そのたび家臣や城下の農民によって支えられていたらしいのです。
実行委員長が言っていましたが、普通だったらそれだけ戦に負ければ首や腹を切られるもの。
しかし氏治はよほど人望があったのか、家臣や農民に慕われていたのか、負けても負けても戦を繰り返していたようで。
そしたら中村監督が、「氏治は大野くんにぴったり!」って(笑)
俄然興味が湧いてきましたよ、"織田じゃないほう武将"小田氏治!
トークショーが終わったあとには、中村監督を交え、観客全員と記念撮影も♪
そのあとはさらに監督の前に、ツーショット撮影会の行列ができました。
私もまた一緒に撮ってもらいました(^^)
こんなに緊張したトークショーはない! と言ってましたよ、監督は。
なぜかと言うと近所の人が話を聞きに来てるから……なんだそうで(笑)
あと、「中村義洋映画祭」とつけるのもやめてくれ! と言っていたのに通じなかったともw
実行委員長が中村監督のご実家はこの近所だけど、場所は秘密~って言ってました。
ふっふっふ!
でも私たちだけは知っているのだ( *´艸`)
トークショーが終わったあとはですね、宝篋山のほうへ、ちょっとお国の家の跡地を見に行こうと思ったんですが……。
なかなか見つからず、日も暮れてきたのでみんなで引き返してきました(+_+)
一緒に付き合ってくださった皆さん、ごめんなさい~。
でも今思い返せば、少し奥に見えていたあそこがそうだったのでは!? と気づきました。
もっと早く気づいていれば良かった。
帰りも、つくバスに乗って、そこからつくばエクスプレス乗り換えでした。
次に小田を訪れる際には、ゆっくりと宝篋山のロケ地を回ってみたいと思います!!
(綺麗なコスモスが咲いてる♪ と思ったらピンクのキクでした。笑)