こんにちは。
久々に過去の番組のレポいたします。
ただ、いつものごとく智くんの言葉や行動にイチイチ反応しちゃって長くなったので(笑)、数回に分けてブログにアップしますね😅
見出しの「復活レポ」は、「振り返り」とか「見直し」とかだとちょっと後ろ向きかなと思って、「復活上映」になぞらえて言葉をチョイスしてみました♪
その見出し通り、取り上げるのは、2011年にOAされた『若冲ミラクルワールド プロローグ 大野智 meets 若冲』です。
こちらの番組は、BSプレミアムにて、4月16日に45分版が、4月18日(月)には30分版が放送されています。
2011年のワタクシゴトな思い出では、新しいマンションに引っ越ししたばかりでバタバタしていました。
BSアンテナの設置をしなければならなかったのですが、手続きが面倒だったので、しばらくは実家に録画を頼もう……と、呑気に構えていました。
そう思っていた矢先に『若冲ミラクルワールド』のお知らせが~。
BSアンテナ設置が間に合うはずもなく、智くんの番組をリアタイできなかったのです😢
そんなわけできちんとしたレポを行っていなかったはず。
そのあとすぐ、テレビをJ:COMに乗り換えるとかで、マンション共有の立派なBSアンテナが屋上に設置され、自分が設置したのは結局数回しか使われずに終わったという……。
タイミング悪っ😲
と、まあ、そんなことはもう忘れて(笑)、智くんと若冲のコラボを楽しみながら放送を見返しました。
時を見て、このあと4回にわたって放送された『若冲ミラクルワールド』シリーズも番組レポしていくつもりです。
近々、私も伊藤若冲の展示をまた観に行くので、その予習にしたいと思います😊
若冲ミラクルワールド プロローグ 大野智 meets 若冲(2011/4/16)①
まずはオープニング。
真っ白な世界で若冲の動植綵絵『群鶏図』を見つめる智くんは、ヘアスタイルが太郎ちゃん。
黒のジャケットに白T、ネイビーのジーンズ。
首にはブラックスピネルのネックレス。
そんな超イケてるスタイルで智くんは真っ白な床で足を投げ出し、題字の「若冲」の文字が浮かぶ宙を見つめています。
片足だけ立てた膝がもうかっこいい💙
オープニングが終わると、場面はセットを組み立てているスタジオへ。
手前にはカメラのほうに歩み寄ってくる智くん💙
(´・∀・`)「大野智です!」
(´・∀・`)「え~、今回初めて、番組のナビゲーターを務めさせていただくことになりました」
という智くんは、紫紺のジャケットに黒のベストと白T、グレーのジーンズという組み合わせ。
腕まくりしている左手にはブレスレット、首にはやっぱりネックレスも。
(*´・∀・`)「え~、ちょっと、初めてなんですけど、え~、まあ、時分なりに精一杯、え~、やらせていただきます」
そう言って、カメラに向かってお辞儀。
(´・∀・`)「え、4回にわたって放送する『若冲ミラクルワールド』」
(´・∀・`)「え、僕の大好きな江戸時代の天才絵師・伊藤若冲の魅力に徹底的に迫る番組です」
ナビゲーター智の超絶イケボなことよ💙
(´・∀・`)「ええ、今日は、シリーズ放送の前にですね、え~、皆さまを! 『若冲ミラクルワールド』の、入口へ、ご案内します!」
ナレーション「嵐のリーダー、大野智さん、アーティストとしても活躍しています」
智くんが丸ペンでオグさんの絵を描いているシーンが紹介されていました♪
(丸ペンは漫画家がよく使う、インクや墨汁をペン先につけて使う「つけペン」の一種で、一番細いところが描けます。使い方がとても難しいです)
それから智くんの細密画も画面に映りました。
ナレーション「とことん細かく描き込むところが作品の魅力。何やら密集する不思議な世界の正体は……?」
ナレーション「タツノオトシゴです」
ほかには人物画も。
ナレーション「ヒゲの1本1本まで描いたリアルな表現力が高く評価されています」
場面は変わり、京都へ。
ナレーション「まず大野さんが訪ねたのが京都の美術館」
階段を上り、入口へと智くんが向かいます。
グレーのジャケットに黒のパーカーに黒T、そして淡いグレーのジーンズ。
(´・∀・`)「どうも!(ニッコリ) 初めまして。大野です(お辞儀)」
細見美術館の館長、細見良行さんが案内してくださいます。
(´・∀・`)「いいんですか? あ、すいません」
(´・∀・`)「やばい♪ ほんもんだ、本物♪(ワクワク)」
障子を開けると、すぐそこは和室に。
さっそく若冲の作品に対面😊
(´・∀・`)「お~、うわ~……」
(´・∀・`)「うわ、ほんもんが目の前にあるわ~」
細見館長「あれでしょ、ガラス越しじゃなくて……」
(´・∀・`)「そうですよね? そんなことないですよ」
木箱から取り出した掛け軸が壁に掛けられました。
(´・∀・`)「うわ、来た♪」
(´・∀・`)「うわ、すげえ……(小声)」
作品は、若冲の初期の傑作と言われる『糸売群虫図』です。
見入る智くんはワクワクとした素敵な笑顔💙
(´・∀・`)「細かっ……(笑) うわ、すっごいな」
と、絵の近くへ。
細見館長「虫がね、11匹ぐらいいるんですよ。わかります?(笑)」
(´・∀・`)「ああ……ああ、ほんとだ。カマキリとかが、トンボ、バッタ……」
細見館長「そこの葉っぱのとこに青虫が……」
(´・∀・`)「ああ、いますね! カタツムリもいるし……」
(´・∀・`)「すごい。細かいな~!」
細見館長「もう今日は特別に、ほんっとにこの、細かく若冲描いてる……。このいっぺ、天眼鏡で、もう拡大して見てsください」
(´・∀・`)「えっ? いいんですか? えっ? いや~(笑) ちょっと、こんな贅沢ないよ、ほんとに(笑)」
と、虫眼鏡を手にし、智くんは超嬉しそう♪
(´・∀・`)「何か、怒られそう……」
作品に直接息がかからないよう、左手で口もと隠しています。
青虫を虫眼鏡で拡大し、
(´・∀・`)「……ハッ!」
と、息を飲みます。
(´・∀・`)「信じらんないな、この絵」
細見館長「若冲がなぜこういう絵を描いたかって想像して見てみてください」
(´・∀・`)「はい。いや、何……何でですかね」
(´・∀・`)「まあ、でもやっぱ……全てを、まあ、愛してたと言うか」
細見館長「全て平等っていう、ほんとにもう全てのものに愛を、こう、注いでいるような若冲の視点ですよね」
(´・∀・`)「そうですね」
(´・∀・`)「細かすぎますね、これ……」
細見館長「細かきところに神が宿ると言うこともあるけど、ほんとにそういうことですね」
細見館長「肉眼で見えないものまで描いちゃってる。虫眼鏡を使わないと……」
(´・∀・`)「見えない……」
細見館長「見えないぐらいまで描いてるっていう。ま、ある意味、人間の目を相手にした絵じゃないっていうことですよね。神や仏に捧げたって言うか」」
(´・∀・`)「そうですね……」
ナレーション「初めて間近に見た若冲。大野さん、いかがでしたか?」
智くんは和室に正座し、ずっと若冲の作品を眺め続けています。
(´・∀・`)「(フ~ッ)いやぁ~……会えて良かった♡」
ナレーション「今から約250年前、江戸時代に京都で活躍した伊藤若冲」
ナレーション「その技には『神が宿る』と称えられ、数多くの名作を残しました」
ナレーション「皇居に、最高傑作と言われる作品があります」
動植綵絵より、まずは『群鶏図』が紹介されました。
ナレーション「真っ赤なとさかの鶏たちがひしめいています。せめぎ合う、あまりにも鮮やかな色彩。絹地に描かれています」
ナレーション「動植綵絵は、こうした掛け軸が30連なった大作です」
ナレーション「それはまるで色の万華鏡。ありとあらゆる色を使って、それぞれの花の個性まで描き分けられています」
ナレーション「アクロバティックなポーズを取る鶏。羽根1枚1枚ある、その中にある模様まで。信じられないほど細かい描写です」
ナレーション「かつて、展覧会で動植綵絵を見た大野さんは、2時間以上、絵の前に立ち尽くしていたと言います」
ここで場面はオープニングの場所と衣装の智くんに戻ります。
(´・∀・`)「昔っぽい絵……ってよくあるじゃないですか。じゃ、ないんですよね」
と、後ろの動植綵絵『群鶏図』を振り返ります。
(´・∀・`)「今の、絵でも通用するし、昔の絵でも通用するし(笑)」
(´・∀・`)「あの、雪の……丸々した感じとか、あれ、"今"ですよね、あれ」
(´・∀・`)「あの時代で、描いている人見たことないし」
(´・∀・`)「わりとアニメちっくじゃないけど、ああいう……描き方、昔っから、若冲やってるっていうが、何か、そういうのが魅力ですよね」
ここで『若冲ミラクルワールド』第1回「色と光の魔術師」の紹介が。
グレーのジャケットとベスト、白のノーカラーのシャツ、黒のパンツとブーツ。
そして腰にシャツ、もしくはストールを巻いた智くんがほんとに素敵です💙
ナレーション「3月、スーパーハイビジョンカメラで撮影した映像を使って、番組収録が行われました」
智くんは通路を歩いて「NHK放送技術研究所」へ。
(´・∀・`)「この中ですよ」
台車に乗せられた荷物がいっぱいでかなりゴチャゴチャしています。
(´・∀・`)「いや~、すっ、すごいっすねえ……機材だらけですわ」
と、智くんは自ら機材をどかしながら進んで行きます。
(´・∀・`)「通れますか?」
って、後ろのカメラさんを気にする智くんが優しいです💙
(´・∀・`)「たぶんこの奥です♪」
と、暗幕がかかっているところに向かって指差し。
(´・∀・`)「いや~、ちょっとワクワクすんなあ♪」
(´・∀・`)「行きますよ? 開けますよ? ジャンっ」
両手で暗幕を一気に広げました。
Σ (´・∀・`)「おっ!!」
そこには、スクリーンに大映しとなった若冲の作品が。
(´・∀・`)「うわぁ……すげぇ……」
瞳をキラキラ、ウルウルさせて見上げています💙
(´・∀・`)「でっかいなあ(笑)」
ナレーション「縦5m、横9m。スーパーハイビジョンの映像が、絵の隅々まで鮮明に映し出します」
(´・∀・`)「うわ、すげぇ~……! 若冲の絵、こんなでっかく見たの、初めてだ」
さらにスクリーンに接近。
(´・∀・`)「いや、すっ……おわぁ~、細かすぎるな」
(´・∀・`)「何だろ……色んな色入ってるんすよねぇ」
(´・∀・`)「こ、こういう色だって、な、バランスがいいのかな? 何なのかな? 見てて飽きないんすよね、色使いが」
今度は絵から離れて見つめています。
(´・∀・`)「すげえな、マジで。ふふふふふふ☆彡」
テレビ画面には、スーパーハイビジョンにて、『紅葉小禽図』が映し出されています。
(「小禽」とは小鳥のこと。紅葉に描かれた小鳥がかわゆくて、私もお気に入り♪)
ここで、若冲の「裏彩色」技法の説明が。
さらに、『雪中鴛鴦図』の裏彩色についても紹介されています。
(「鴛鴦」は「おしどり」と読みます)
このあと、日本画家の中島千波さんが、裏彩色の再現に挑んでいました。
(※つづく)