QLAP! 9月号
「大野智 進化するイマジネーション!『FREESTYLEⅡ』」というタイトルの東京個展の記事が2ページ。
施工と会見のようすがレポートされており、写真は既出で、記事も右ページの大野さんのコメント部分は他誌などで読んだ記憶が。
右ページは会見のとき、1組のパグの絵の前に立つ大野さんの写真が2枚。
こちらは大野さんが手を広げているバージョンとまっすぐ立っているバージョンの両方が結構大きく掲載されていました。
左ページは施工の際、赤い壁の前で追加作業に没頭する大野さんの姿が3枚の写真で紹介されています。
どれも既出のものですが、今回私がこの雑誌を購入したのは紙質と画質がともに良く、保管するのに最適だったから♪
施工レポートでは展示会場をチェックする大野さんのようすが他誌よりは詳しく書かれています。
部分的に抜粋をば。
《大野は絵の具、筆などの画材一式が入った道具袋を持参して、「これには目を入れて……」と、追加作業を始める。作品の前に、床にあぐらをかいたり、寝そべってみたり。こんな風に作品に向き合う姿はずっと変わっていない、彼のスタイル》
《作業を開始して、あっという間に4~5時間が経過。「もうこんな時間? 意外と時間がないね」と焦る大野は、「赤い壁」の制作に着手》
《遠目から作品を見つめて「この色……まだ強いなあ」と漏らすシーンも。「これとこれを重ねてコラージュしたいんだよね」と、頭の中にある構図を具現化するための、大野の施工作業は深夜まで続いた》
また、編集部鑑賞レポートも興味深かったです。
大野さんのアートにふれてこんな風に感じるんだ……とほかの人の感想を読むと、作品の新しい魅力に気づかされたりと発見があります。
ところで今回のQLAPの画質が良かったこともあって、Tシャツに絵の具のシミのような小さい点々が見えたから目をこらしてみたら、どうやら服の柄みたい?
あぐらをかいて絵筆を操る智くんは、ちょっと口元が微笑んでいるようにも見えて楽しそうです^^