こんにちは。
火曜に、ずっと行きたかった「マーク・マンダースの不在」展を鑑賞してきました♪
素晴らしかったです❗️
こちらの展示は会期終了が迫っていたため、先日の町田慎吾くんの舞台のあと、大急ぎで東京都現代美術館に向かったのですが……。
どうやら延長されたことをあとから知りました😅
6/22(火)まで開催されるそうです。
展示は一部の作品のみ写真撮影OKでした。
いや~、おもしろかったな~‼️
お気に入り順からご紹介。
まずはポスターにも掲載されている展示の目玉『乾いた土の頭部』です。
石か粘土の塊に見えますが、彩色されたブロンズとのことで、さらにすごい!!😲
閉じたまぶたの曲線や眉毛のラインが仏像のようにも見え、さらには青色のあの人のお顔も頭をよぎるなあって😊
口は全然似てないし、鼻筋は通っていても作品のほうは横幅ありますけどね。
あと、私が連想したのは、アユタヤ遺跡の木の根に覆われた仏頭かなあ。
顔が半分しかないことで、喪失感と、さらには時の流れを感じさせる作品です。
同時に、失われた残りの顔半分を、鑑賞する側が想像したり、思いを巡らせるのも、この作品の見所かと。
まるでサモトラケのニケ像のように。
展示にはほかに首とアゴのあたりまでしかない頭部の像もありました。
こちらも、失われているにも関わらず、「不在」であるがゆえ、返って「有在」を意識させられます。
失ったとき、その存在がどんなに大きかったのかを気づかされるような……😢
お気に入り2点目、「落ちているキツネとお腹のネズミさん」(嘘タイトル。笑)
本当のタイトルは『狐/鼠/ベルト』です。
かわいい~🦊🐭
でも、ネズミさんはキツネさんのお弁当なのかもと思いました😅
で、猟師に撃たれちゃったんだよね(私の妄想)
お気に入り3点目、とにかくでかい!!
『4つの黄色い縦のコンポジション』です。
これもブロンズに彩色。
何かを埋め込まれていて、ちょっとアンドロイドっぽいかも?
人間、これだけスマホいじっていたら、そのうち頭に直接モバイルを埋め込む時代が来るんじゃないかって私は思ってるんだけど……。
頭に色んな情報を、主に目から詰め込んでいるという点では、黄色い板はスマホみたいなものなのかな~って思いました。
うん、どう感じるかは、見る側次第(笑)
立体のほか、アイディアスケッチのようなドローイングを展示しているコーナーもあったのですが……。
描いているものの中には、「どうかしている(笑)」と思えるものも多く最高でしたっ!!www
ああいうとんでもない発想が傑作を生むのかと、ワクワクします😊
感動したのは、入るときには気づかず、美術館をあとにする際に目にしたこちらの作品。
『2つの動かない頭部』という名の作品は、背景の木々もあって、まるで古びた切り株のよう。
ブロンズにあえて緑青がつけられていることで、何だかずっと前からここに存在していたような雰囲気。
忘れられ、朽ちかけた女神像のようでした。
MOT(東京都現代美術館)おもしろかったなあ。
マーク・マンダースの展示には、20代の方々が、しかもメモを取ったりと熱心な人が多くて驚きました❗️
時間があったら、同時開催されていた「ライゾマティクス_マルティプレックス」のほうも観たかったんだけど💦
(私はマンダースのほうが好きだけど、人気はライゾマのほうがありました)
「マーク・マンダースの不在」智くんにもおすすめしたいです💙
いえ、実はもう鑑賞済みってこともあるかも⁉
そのときは、どの作品が気に入ったのか教えてもらいたいな♪