こんばんは。
今日は丸山隆平くんの主演する舞台『ハザカイキ』の夜公演を観てきました。
会場である東急歌舞伎町タワーの「THEATER MILANO-Za」に今回私は初訪問。
とても見やすい客席だった反面、椅子の座り心地は若干残念。
3時間弱という長い公演だったので、そのせいもあるかもしれません。
ただ、作品そのものは3時間弱という長さを感じさせないぐらい内容が濃かったです。
丸山隆平くんはスクープを狙う芸能記者を演じています。
これまでマルの舞台を何度か観させてもらいましたが、癖のある役柄の多いこと。
しかも一癖とか二癖とかではなく、多重の癖を持っているキャラクターばかり。
だから、最初あらすじを読んだとき、またそうなのかな? って思っていたけれどちょっと違いました。
と言うか、登場人物が全員、相手や世間の反応・価値観に悩み、もがいているような描かれ方をしていました。
芸能界のぎすぎす・ドロドロした人間関係を扱った内容かと思っていたら、そうばかりではなく、人の内面の表裏を丁寧に描いているような作品でした。
現代社会には、芸能人ばかりか一般人さえ、誰もが炎上する可能性のある怖さを潜んでいます。
また、初見だったため、台詞かアドリブか判断できないところも多々あったものの、台本が良かったし、演出もおもしろかったです👍
この公演名にもなっている端境期(はざかいき)とは、物事の入れ替わる時期のこと。
価値観とか時代とかが入れ替わるのも、常に今、人の意識が変わった瞬間が端境期かもしれません。
丸山隆平くんが主演する舞台『ハザカイキ』は、4月22日(月)が東京公演の千秋楽です。
その後、4月27日(土)より大阪公演が行われ、5月6日(月・休)に大千秋楽を迎えます。